Silence Inc.

残像に口紅を

この本、初めて読んだとき。椅子から転げ落ちた。

なにせこの本「本から言葉が消えていってしまう」のだ。
まさに自己参照の消滅という、最近の私の興味にぴったり。

主客(subject and object)の最終地点は何?
そんなやかましい哲学的悩みに
この本はある解答を出してくれる。

ふと、目をつむると思い出す。

これを最後に読んだのは20代。
そう私のドイツ時代。

当時ドイツ語に全く興味がなく笑
日本語に触れたくて日本の本を読んでいて
この本を読んで衝撃を受けたのを覚えてる。

あれから何十年?

久しぶりに読みたくなりAmazonでポチった。で、読了。

この本の凄まじいところは

・言葉が消えていく
・主人公がそれを知っている
・更にその主人公が物語自体を変えようと動く

という摩訶不思議な三重構造になっている。

ネタバレは伏せるが、感想を厳し目に言うと。

最高

arrow_back

News list